失望の歴史ならば 迷わず終う天と
骸の上に 骸で覆い尽くす懲りない地
野火の後の 見事な再生を祝福する光と
踏み荒らし まるで砂漠化を楽しむ影ども
人とは そのように呼吸する
失望の歴史ならば 迷わず終う天と
骸の上に 骸で覆い尽くす懲りない地
野火の後の 見事な再生を祝福する光と
踏み荒らし まるで砂漠化を楽しむ影ども
人とは そのように呼吸する
いっそのこと
泣いて・・・しまいましょうか
まだ 桜も散らぬというのに
いっそのこと
諦めて・・・みましょうか
まだ 月も満ちぬというのに
庭の隅っこの 古い古い小さなお墓には
思い出をぎっしり紡いでくれた 懐かしい子達が眠ってる
ほら 柔らかな毛が手に触れたでしょう?
懐に飛び込むのが上手い三毛猫と 傍らに寄りかかるのが上手い白い犬と・・・
そういえば 汗ばむような陽気にほっぺもおでこもトマト色に染め
息を切らしてかけ戻って来たのを覚えてるでしょう?
新品の赤いランドセルを下ろして
玄関先の板場に眠り込んじゃった子・・・だあれ?
春眠の つかの間の走馬灯
粗い粗い映像は まるで8ミリ映画のように
昼下がりのリビングを 駆け抜けていきました
眠れない夜に ぼんやりと星空を見上げていたら
風が揺れるのを感じた
斜め後ろに来た 軽やかな存在はいったい何か・・・
星の鼓動が どんな形だか知ってる声は教える
神様の肋骨と背骨が 全宇宙のドームを支えてて
星や塵を浮かべてるんだと
地球も遥かな銀河もブラックホールも 何かの向こう側にある見えない星も
みんな神様の腹ん中で拍動してる
人も周回軌道の彗星もホワイトホールも私たちの宇宙とは別の宇宙でさえも
何もかも神様の腹ん中で生まれ そして死んで行く
なぜなら
神様は宇宙の あらゆる総ての法則だから
「死について考えを巡らせる中で
人はとても重要な哲学を学ぶ。
成功の絶頂にいる時には学べない。
華やかな成功 周囲の甘い言葉
何千人もの観客が 自分の曲を歌うことに
酔いしれてしまう。
哲学を学ぶのは 人生を振り返った時だ。
もう歌えなくなるまで 歌い続けるよ。」
この スティングの言葉・・・君に 贈ります
今の君にふさわしいメッセージのようで・・・
もし 届けられるものなら
14日のためより 24日のための贈り物に
選ばれた者にしか味わえない さまざまの喜怒哀楽
ひたすら地に喘ぎ宙に迷う こんな私にだって想像できる
与えられるものと失うもの 掴むものと手離すもの
誰でもしっかり その手に握り締めた地図のどこか孤独の淵 困難の時
天に試されるかのような それとも自ら望み求めて行くような
誰もがその手 地図のしわを慈しむようにのばす
ちっぽけで偉大なるその命の 今を紡ぎ明日を編む
僅かな希望を蒸留して 何度も何度も夢を結晶化させる
君も我らも 未来に向かうもの
ひたすら歩むために在る命
小さな共通の点と点を結び合うもの
細やかな温もりを感じ合うもの
足跡も残らないし
命も残さないし
形もないし。
水でもないし
火でもないし
土でもないし。
風らしいというのに
音もたてないし
香りも生まないし。
悲しむでもないし
苦しむでもないし
怒るでもないし。
おまえは
おまえは
いったい何者!!
鏡の中で
よく見知った顔が
深いため息ついてる
それでも消えないのはさ
その・・・何ていうか
きっとさ もともと組み込まれてたんじゃないかな
未だに思うのはさ
その・・・何ていうか
きっとさ 当たり前に運命なんじゃないかな
想像の届かない所にあるのにさ
その・・・何ていうか
きっとさ 理屈を越えた話なんじゃないかな