□命暦□

ほんのり頬を染めるような思い 愛を謳うよろこびなら絵にもなろう 求めるよりも与え 乞うよりも尽くす構えなら物語も映えよう 夢に生き やがて希望を叶えてゆく人は 自らの幸いに透かして 縁に添い 誰かに安らぎを分けてゆく人なら なんと尊いことかと倣いた…

   □幸せ以上幸せ未満□

それが幸せっていうものなのか・・・ 幸せの定義は人それぞれで 少しずつ変わっていったりもする ささやかな安らぎとか ふと転がり込んできた幸運とか 何の計算もなく得た喜びとか あるにはあるけどね そのメッセージのように 世界の何十億の人より恵まれて…

   □あの 町□

あの 意味とは? つまり この 存在意義ではないのか? 天は時を選ばぬというのに なぜそのような時になったのか? この 痣というよりもタトゥー で残し。 祓えぬ過去と 祝福を想像できぬ未来が 片隅のローソクのように 心もとなく揺れた。 この 歓喜に満ちた…

   □ピピッピピッピピッ□

キーに触れたい指なのに なぜか意固地になってしまいます 馬鹿みたいに真っ直線だったころが懐かしくって なぜか居心地悪く感じてしまいます ある日を境に さながら混沌の思考と行動が 円を真っ二つに切ったみたいに背を向けあって 本音が定まらないのです …

   □挑戦□

悩ましい どの子を抱き締めようか 将来の相棒に誰が一番良い相性か やっとやっと 本当にやっとのこと授かった五つの命 老齢になったわが相棒クンの子供たちは 凄まじい速度で成長している 父ちゃんと暮らしたい子誰かな? ウチの子になりたいのは誰かな? と…

   □雨、雨、そして雨□

素敵な雨のお話― その傘は 雨宿りの恋人たちを 元の主からの爽やかな博愛に包んで 恋の1ページのささやかな栞になったのでしょう 雨上がりの偶然― その歌うたいは 路上パフォーマーの声に誘われ 懐かしい曲を共に歌って 明日への一歩に確かな勇気を授けられ…

   □小さきもの~草取り中、雑草に学ぶ日々生き方の考察□

小さきものは勤勉なり 小さきことを繰り返し 小さきものを生み出す 小さきことを重ね上げ 小さきものを満足とする 小さきことを積み上げ 小さきものを成し遂げる 小さきものは幸いなり 大を成せずと悔やむことなく そこに生き そこで小さきものとして在り続…

   □自然の力□

夏の贈り物 私にくれたいちじくの木 秋と冬と春が流れた いちじくの木は 一番寒いころ剪定される 薄灰色の樹皮の表面 わずかに膨らむ一番下の新芽 八重桜が終わるころ元気に芽吹く 新芽の先の枝は スッパリ切り落とされる まあ! たくましき命の残骸! 嬉し…

   □呼吸□

寄り添えば寄り添うだけ 意図せず染まる 別々の色が陣地を競いながら 境目からどんどん新しい色に生まれ変わる 恋とは そんなふうに呼吸する

  □呼吸2□

失望の歴史ならば 迷わず終う天と 骸の上に 骸で覆い尽くす懲りない地 野火の後の 見事な再生を祝福する光と 踏み荒らし まるで砂漠化を楽しむ影ども 人とは そのように呼吸する

  □ノスタルジア□

いっそのこと 泣いて・・・しまいましょうか まだ 桜も散らぬというのに いっそのこと 諦めて・・・みましょうか まだ 月も満ちぬというのに 庭の隅っこの 古い古い小さなお墓には 思い出をぎっしり紡いでくれた 懐かしい子達が眠ってる ほら 柔らかな毛が手…

   □悪魔の証明(証明できない法則)□

眠れない夜に ぼんやりと星空を見上げていたら 風が揺れるのを感じた 斜め後ろに来た 軽やかな存在はいったい何か・・・ 星の鼓動が どんな形だか知ってる声は教える 神様の肋骨と背骨が 全宇宙のドームを支えてて 星や塵を浮かべてるんだと 地球も遥かな銀…

   □スティングの言葉を君に□

「死について考えを巡らせる中で 人はとても重要な哲学を学ぶ。 成功の絶頂にいる時には学べない。 華やかな成功 周囲の甘い言葉 何千人もの観客が 自分の曲を歌うことに 酔いしれてしまう。 哲学を学ぶのは 人生を振り返った時だ。 もう歌えなくなるまで 歌…

   □よろこび探すひと□

足跡も残らないし 命も残さないし 形もないし。 水でもないし 火でもないし 土でもないし。 風らしいというのに 音もたてないし 香りも生まないし。 悲しむでもないし 苦しむでもないし 怒るでもないし。 おまえは おまえは いったい何者!! 鏡の中で よく…

   □ココロの翼□

大事なものを手離すって どんな気分だと思う? 寂しさとやるせなさ どちらが勝るのか 血をすっかり入れ替えるって どんな感じだと思う? 絶望したのか歓喜したのか どちらが本当なのか 志願しても強制されても 行き着く先が同じというなら 夕焼けの色はいつ…

  □何ていうか□

それでも消えないのはさ その・・・何ていうか きっとさ もともと組み込まれてたんじゃないかな 未だに思うのはさ その・・・何ていうか きっとさ 当たり前に運命なんじゃないかな 想像の届かない所にあるのにさ その・・・何ていうか きっとさ 理屈を越えた…

   □苦しみは集まる□

胸に 積もる わたしに 積もる 苦しみが 集まる・・・ もう ひれ伏さぬだろう そして 崇拝に至らぬであろう それが 無意識の望みであったのか 小さなほんとを 集めさせたかったのだろう そして 繋ぎ合わせるよう仕組んだのだろう それが 正真正銘の自分であ…

   □哀歌□

吹きすさぶ冷たい風に 次々と 木の葉が散らされるから寂しい わたしの心は凍え ひび割れ バラバラとちぎれていく 君はその輝かしい人生を わたしの前で ビリビリと破り捨ててしまうから悲しい わたしの想い出はひどく渇き 野火のように パチパチと燃え広がっ…

   □羊、その遺産□

夢が夢か 今が現在(いま)か 混乱してしまいそう 夢が現在(いま)か 現在(いま)が夢か 戸惑ってしまいそう 悩みの その時その時 指針になっていたものが 狂った地場のコンパスだった・・・って? わたしに答えを示すコンパスは いつも間違わなかったと思…

   □神無月に□

地球の胎内に住んでおられるのは 何でも溶かし再生の釜に戻す火の神様ですか? ときどき空の神様に 花火でもお見せしようと赤い火柱を噴き上げるのでしょうか 深い大地の底に住んでおられるのは どんなことにも忍耐強い岩の神様ですか? ときどき窮屈で苦し…

   □ふんわりと□

君は友と楽しい時を過ごして下さい ばんえい競馬にも行ったそうですね わたしは誘われても可哀想だから行かない 歴史的由来を知っても嫌だから仕方ない 君は敵の本を読んで嘘を探して下さい 敵に塩 売上げに協力してあげればいいのです わたしは読みません …

   □ひそひそ話□

うっかり真っ逆さまに落っこちるのはいいけど 堕ちたらだめだよ ロマンチストは恋を追いかけるのもいいけど 追い越したらだめだよ 針が振りきれるほど突っ走るのもいいけど 時には歩かなきゃだめだよ ハラハラするような気持ちで見守る人たちがたくさんたく…

   □愚者の呟き□

分かってもらえんかなあ いい加減に考え言葉をたがえるのと ちゃんと考え主張を変えるのとは 意味が違うってこと なんで分かってもらえんかなあ いつも自分が正義とばかりに胸を張り 正論だから正論とだからと大上段 聞く耳はあると言いながら こちらに言わ…

   □愛犬□

もしかして・・・だめだったのかな 手伝ってと言われなくなったし 会ったときも避けるような いつもより無口でそそくさと帰るし 痛いところに踏み込まれるのは誰より嫌いだろうから 一切触れずにいるつもりだ 元気だしてと言われるだけでヒリヒリするだろう…

   □言ってみる□

犯罪にもよるのだろうが 海外だと犯罪者には 世間のためのボランティア活動を課せられる そしてペナルティ期間を真面目にこなし終えたなら 何も無かったかのように 元の世界へ戻れるという 罪がどうのこうのとマスコミも世間も騒がない 仕事への復帰はスムー…

   □疲弊□

ほんとに疲れる 耳を澄ませば余計にへとへとだ 心を研ぎ澄ますのをとても辛がってる 真実の判断にゆらぎ続けるから 腐乱が進む死体の主は言葉 時の橋脚にひっかかり濁流に翻弄される 救いを期待しながら 諦めは潜行する 最期に見るのが灰色の分厚い雲だなん…

   □エール□

あの時 君は なにを思っていたろう 夏の日射しのかわりに 雨のつぶてのかわりに 腸に突き刺さる質問の嵐 フラッシュの雨 動揺をかくす視線は揺れず 僅かに動いたくちびる 今 人生の表通りに踏み出そうと 背中のスイッチを入れた 物見だかい連中も 傷つきなが…

   □信じていいよね?□

ふいに思考が迷走し始める 信じたいから信じようと思ったのか 信じるに値するから直感が承知したのか 九州の病院、弁護士・・・そのキーワードが 突然いけないものを連想させた 地獄の苦しみの日々を送る人間にとっては 主張を受け止めてくれるものなら すべ…

  □なんだなんだ?□

キャッシュ?がさ 消えた そう言えばいいのかな? 重くてたまらんもん 掃除してたら余計なとこ触った? なんだなんだ? 入れなくなっちゃったじゃん パスワードが通らなくなってさ どういうわけだかハテナハテナハテナ 再登録だっつうの なんだなんだ? ちゃ…

   □変化□

彼はより本当を見せようとしてる 数々のASKA伝説を書き直してる 上書き保存できない人もいるだろう だけど昔の彼ばかり望んでは駄目だ 人は変わり行くもの 望むと望むまいと変化するのだ 常に変わり行く新たな彼を 常に変わり行く自分で どうか受け入れ続け…