□よせやい!□

たまに鼻につく なぜか? 魔法が解けたせい? 自分で閉ざしたから? 魔法を解いたのはそっち 残るささやかな未練が矛盾を壊わしたがる それでもたまに尊敬 なぜか? 賢いんだかいい加減なんだか? 善良なんだかそうじゃないんだか? 綻びを繕う役目はそっち …

   □機器は危機□

ピンと来ないのは わたしのアンテナが 錆び付き 壊れてしまったからでしょうね 送信側の 出力は前と同じか 量や質はどうか きっと落ちるはずはないでしょうね 古い受信機のversion upが不可能だとしたら どんなやり方があるというのか 危機的な状態といえそ…

   □世界で二番目の馬鹿□

知らなければ良かった 知らなければ良かったね? 知らなければ・・・夢は続いた・・・? 本当にそう? 本当にそう思う? いくら考えても・・・よく分からない たやすく失望して こんなにもたやすく落胆して ため息つきたくなるほどたやすく傷ついて・・・ 今…

   □桜花□

桜がいい 一番いい ひとつひとつは慎ましく愛らしく けれど寄り集まれば豪華絢爛で艶やかで はたまた潔さと質実さの散り際で なのに花吹雪は優雅でしなやかで その短い花のときのために残りの一年がある 年中この美しい花を愛でられたら嬉しいのだけど それ…

   □自分・・・その心□

ときどき独りになりたくなる 全てから解かれ離れたくなる 独りは意外と好き 自分の時間を誰に邪魔されることなく 誰かの煩いになることなく 独りは意外と心地よい いちいち何かにおもねることなく 何かに面倒かけられることなく ほんとは寂しいでしょうに っ…

   □答はなんだ□

わたしが生きたって証拠 なんなのさぁ 地下の生物並みに地味に そして人並みに適当にそれなりに地道に アホらしいくらい後悔の印象に振り回されちゃって どこにでも生えてる雑草よりもありふれちゃって わたしがわたしって証 なんなのさぁ 日が昇り日が沈む…

   □時の遺児□

自分は同じところから抜け出せずにいるよう まさかの置いてきぼりなど望んでる訳ではないが 誰かならとっくに先へ行ったよう 夢に生き続けようとする者には過去など枷になるだけなのだから もし恥ずかしげもなく自己弁護を許されるならば たった今掘り出した…

   □約束□

死ぬまで秘密は守られる 約束は血の濃さで志の強さで あくまでも名誉は守られる それがための約束は揺るがぬ思いで人の道で

   □五里夢中□

光を彫り抜いて櫛を作ってやろう 小鳥の声のように髪をすくがよい 髪を洗うなら風を汲み上げてやろう 朝露を撚り上げた紐で束ねるがよい 空気を伝う歌声 大地に刻むそなたの言葉 水面をゆるり滑って一帯を包んで行く愛の霧 朝日とともに晴れ渡れば・・・ああ…

   □誕生日おめでとう□

誕生日おめでとう 今日はケーキを買ってくるの うっかりしてた いつもコンビニの小さなケーキを用意して おめでとうと呟くこの誕生日・・・ 何年も前に 友達と電話しながら おめでとう~!を言い合って ケーキを前にコーヒーで乾杯したっけ あの幸せな気持ち…

   □昨日でも明日でもない今日に□

ほんとの孤独って どんなだか知ってる? 見守られても 見えないらしい 気づかわれても 聞こえないらしい 思われても 伝わらないらしい 望んだ孤独もあると知っている 玄関を叩かれても 体が動かない 電話が鳴っても 耳を塞ぐ メールが来ても 考えを背けたい …

   □レッテル□

ココロのうねりを気付かれるな? 感情をそのまま言葉にするな? 口にするなら人への心配りだけに? どうせなら笑顔だけに? そして?そして?・・・ それから?それから?・・・ どれもオトナの行動 出来ない者には❌のレッテル どうよ! 数え切れるもんなら…

   □心の声□

やっぱり痛いものは痛い 無かったことに出来なくもないけど 笑ってしまってもいいんだけど やっぱり痛いものは痛い 自分を欺くささやかなウソは 胸の底にたしかに沈澱してる・・・ だからやっぱり痛いものは痛い 大人たちは相手(ひと)のことをちゃんと考えて…

   □ちょっといいかも□

配慮が足りないとか分別ないとか 世間の言いぐさは様々だな よくも悪くも 自由なんでしょ 率直なんでしょ 素直なんでしょ 時に頼りなく見えたり 時に愚かに映ったりするのも 人間味に欠けるより 好ましいんじゃ?と言いたくなるな 訳もなく誰より信じられる…

   □希望の実□ ~金曜日の憂鬱に

希望は育つ 希望そのものが宝で それが育つ喜びもまた宝で・・・ 希望は育つ 小さな花が咲き 小さな実を結んで・・・ 日々あたたかい光を受け 日々清らかな慈雨を浴び 少しずつ膨らんで・・・ おお 昨日は思いがけない強風に 振り落とされ 今日は害虫に食わ…

   □音楽維新□

不条理な掟の喉を潤すために 血を搾られっぱなしでは終われまい 偏西風に乗って来た新たな思考が 静かに確かに目覚めさせた理想 数多の困難が自由を得るさきに 羊たちの安らぎも保障される 歴史が証明してくれる猶予など要らぬ ただそうなることそうあること…

   □発芽□

とても似通った部分と まるで真反対の部分 そんな部品で出来上がっているよね二人 定点から眺めると 苦しくなるほど共振するのに 悲しくなるほど反発しそうな思考も 微かに蠢くなんて 青春の息吹にも似た 恋らしい恋に漂っていた魂は 一夜の夢のようにとろけ…

   □虚実去来□

信じなくてもいいだろう? 信じる時が来ればそれでいいじゃないか どん底で信じない者は味方ではないって? お前なんか未来の仲間じゃないとなぜ言い切れる 信じ込ませればいいだろう? 不純物の混じった水を浄化すべきは お互いじゃないか 許さないんだろう…

   □あの時のわたしへ□

説明出来ない 言葉を知らないんだもの この視界不良の感情 幸せかと問われたら 不幸せって訳じゃないと答えてしまいそう 好きかと問われたら たぶんそうなんじゃないかなと答えそう 深海の気圧ほどの力で潰されたのは 夢?感情? 癒し宥めることも叶わず こ…

   □稀有な・・・□

視界を遮るものがなんにもない そんな景色を見たか? 天地を分けるゆるい弧 天海を隔てるひとすじの線 この星の運命の冠たちは 世の移ろいの静かなる証人であった 南海の小島の闇に描かれた光景は どうだ? 地の底から溢れることを止めないもの 真っ赤に燃え…

   □命暦□

ほんのり頬を染めるような思い 愛を謳うよろこびなら絵にもなろう 求めるよりも与え 乞うよりも尽くす構えなら物語も映えよう 夢に生き やがて希望を叶えてゆく人は 自らの幸いに透かして 縁に添い 誰かに安らぎを分けてゆく人なら なんと尊いことかと倣いた…

   □幸せ以上幸せ未満□

それが幸せっていうものなのか・・・ 幸せの定義は人それぞれで 少しずつ変わっていったりもする ささやかな安らぎとか ふと転がり込んできた幸運とか 何の計算もなく得た喜びとか あるにはあるけどね そのメッセージのように 世界の何十億の人より恵まれて…

   □あの 町□

あの 意味とは? つまり この 存在意義ではないのか? 天は時を選ばぬというのに なぜそのような時になったのか? この 痣というよりもタトゥー で残し。 祓えぬ過去と 祝福を想像できぬ未来が 片隅のローソクのように 心もとなく揺れた。 この 歓喜に満ちた…

   □ピピッピピッピピッ□

キーに触れたい指なのに なぜか意固地になってしまいます 馬鹿みたいに真っ直線だったころが懐かしくって なぜか居心地悪く感じてしまいます ある日を境に さながら混沌の思考と行動が 円を真っ二つに切ったみたいに背を向けあって 本音が定まらないのです …

   □挑戦□

悩ましい どの子を抱き締めようか 将来の相棒に誰が一番良い相性か やっとやっと 本当にやっとのこと授かった五つの命 老齢になったわが相棒クンの子供たちは 凄まじい速度で成長している 父ちゃんと暮らしたい子誰かな? ウチの子になりたいのは誰かな? と…

   □雨、雨、そして雨□

素敵な雨のお話― その傘は 雨宿りの恋人たちを 元の主からの爽やかな博愛に包んで 恋の1ページのささやかな栞になったのでしょう 雨上がりの偶然― その歌うたいは 路上パフォーマーの声に誘われ 懐かしい曲を共に歌って 明日への一歩に確かな勇気を授けられ…

   □小さきもの~草取り中、雑草に学ぶ日々生き方の考察□

小さきものは勤勉なり 小さきことを繰り返し 小さきものを生み出す 小さきことを重ね上げ 小さきものを満足とする 小さきことを積み上げ 小さきものを成し遂げる 小さきものは幸いなり 大を成せずと悔やむことなく そこに生き そこで小さきものとして在り続…

   □自然の力□

夏の贈り物 私にくれたいちじくの木 秋と冬と春が流れた いちじくの木は 一番寒いころ剪定される 薄灰色の樹皮の表面 わずかに膨らむ一番下の新芽 八重桜が終わるころ元気に芽吹く 新芽の先の枝は スッパリ切り落とされる まあ! たくましき命の残骸! 嬉し…

   □呼吸□

寄り添えば寄り添うだけ 意図せず染まる 別々の色が陣地を競いながら 境目からどんどん新しい色に生まれ変わる 恋とは そんなふうに呼吸する

  □呼吸2□

失望の歴史ならば 迷わず終う天と 骸の上に 骸で覆い尽くす懲りない地 野火の後の 見事な再生を祝福する光と 踏み荒らし まるで砂漠化を楽しむ影ども 人とは そのように呼吸する