ほんとに疲れる
耳を澄ませば余計にへとへとだ
心を研ぎ澄ますのをとても辛がってる
真実の判断にゆらぎ続けるから
腐乱が進む死体の主は言葉
時の橋脚にひっかかり濁流に翻弄される
救いを期待しながら 諦めは潜行する
最期に見るのが灰色の分厚い雲だなんて・・・つまんない
リセットするまでに 時間稼ぎの役に立っただけじゃないか
長引かせるだけだったと後悔が残る
ただ人のためになりたかったのに
愛の証明をして見せたかっただけなのに
叶いはしたが 所詮はエゴの夢止まり
ようやく無駄な闘いから解放される
つまりは・・・なれの果て そして痛み
知るよしもないこの痛み・・・爪痕を遺せたか
この主語の欠けた痛み
とどまり続ける痛み