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  □ノスタルジア□

 

 

いっそのこと

 

 

泣いて・・・しまいましょうか

まだ 桜も散らぬというのに

 

 

いっそのこと

 

 

諦めて・・・みましょうか

まだ 月も満ちぬというのに

 

 

庭の隅っこの 古い古い小さなお墓には

思い出をぎっしり紡いでくれた 懐かしい子達が眠ってる

 

 

ほら 柔らかな毛が手に触れたでしょう?

懐に飛び込むのが上手い三毛猫と 傍らに寄りかかるのが上手い白い犬と・・・

 

 

そういえば 汗ばむような陽気にほっぺもおでこもトマト色に染め

息を切らしてかけ戻って来たのを覚えてるでしょう?

新品の赤いランドセルを下ろして

玄関先の板場に眠り込んじゃった子・・・だあれ?

 

 

春眠の つかの間の走馬灯

 

 

粗い粗い映像は まるで8ミリ映画のように

昼下がりのリビングを 駆け抜けていきました