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   □エール□

 

 

あの時 

君は なにを思っていたろう

 

 

夏の日射しのかわりに

雨のつぶてのかわりに

 

 

腸に突き刺さる質問の嵐

フラッシュの雨

 

 

動揺をかくす視線は揺れず

僅かに動いたくちびる

 

 

今 人生の表通りに踏み出そうと

背中のスイッチを入れた

 

 

物見だかい連中も 傷つきながら待ちわびた連中も

固唾を飲んで 見つめてる

 

 

僕たちは 信じた

賭けたのではなく 

ただ・・・ただ・・・信じたんだ

 

 

君の 音楽の腕時計は

引き出しの中で 刻みつづけていたから

時間は 間違えやしないと 自分に言い聞かせる

 

 

あとは

僕たちの 人を観る目が

試されているだけなんだ

 

 

僕たちが 

どんなもんだい! と空に呟くのか

目を泣きはらすのか

 

 

すべては・・・

すべては

君に委ねられてる