2018-01-01から1年間の記事一覧
たまに鼻につく なぜか? 魔法が解けたせい? 自分で閉ざしたから? 魔法を解いたのはそっち 残るささやかな未練が矛盾を壊わしたがる それでもたまに尊敬 なぜか? 賢いんだかいい加減なんだか? 善良なんだかそうじゃないんだか? 綻びを繕う役目はそっち …
ピンと来ないのは わたしのアンテナが 錆び付き 壊れてしまったからでしょうね 送信側の 出力は前と同じか 量や質はどうか きっと落ちるはずはないでしょうね 古い受信機のversion upが不可能だとしたら どんなやり方があるというのか 危機的な状態といえそ…
知らなければ良かった 知らなければ良かったね? 知らなければ・・・夢は続いた・・・? 本当にそう? 本当にそう思う? いくら考えても・・・よく分からない たやすく失望して こんなにもたやすく落胆して ため息つきたくなるほどたやすく傷ついて・・・ 今…
桜がいい 一番いい ひとつひとつは慎ましく愛らしく けれど寄り集まれば豪華絢爛で艶やかで はたまた潔さと質実さの散り際で なのに花吹雪は優雅でしなやかで その短い花のときのために残りの一年がある 年中この美しい花を愛でられたら嬉しいのだけど それ…
ときどき独りになりたくなる 全てから解かれ離れたくなる 独りは意外と好き 自分の時間を誰に邪魔されることなく 誰かの煩いになることなく 独りは意外と心地よい いちいち何かにおもねることなく 何かに面倒かけられることなく ほんとは寂しいでしょうに っ…
わたしが生きたって証拠 なんなのさぁ 地下の生物並みに地味に そして人並みに適当にそれなりに地道に アホらしいくらい後悔の印象に振り回されちゃって どこにでも生えてる雑草よりもありふれちゃって わたしがわたしって証 なんなのさぁ 日が昇り日が沈む…
自分は同じところから抜け出せずにいるよう まさかの置いてきぼりなど望んでる訳ではないが 誰かならとっくに先へ行ったよう 夢に生き続けようとする者には過去など枷になるだけなのだから もし恥ずかしげもなく自己弁護を許されるならば たった今掘り出した…
死ぬまで秘密は守られる 約束は血の濃さで志の強さで あくまでも名誉は守られる それがための約束は揺るがぬ思いで人の道で
光を彫り抜いて櫛を作ってやろう 小鳥の声のように髪をすくがよい 髪を洗うなら風を汲み上げてやろう 朝露を撚り上げた紐で束ねるがよい 空気を伝う歌声 大地に刻むそなたの言葉 水面をゆるり滑って一帯を包んで行く愛の霧 朝日とともに晴れ渡れば・・・ああ…
誕生日おめでとう 今日はケーキを買ってくるの うっかりしてた いつもコンビニの小さなケーキを用意して おめでとうと呟くこの誕生日・・・ 何年も前に 友達と電話しながら おめでとう~!を言い合って ケーキを前にコーヒーで乾杯したっけ あの幸せな気持ち…
ほんとの孤独って どんなだか知ってる? 見守られても 見えないらしい 気づかわれても 聞こえないらしい 思われても 伝わらないらしい 望んだ孤独もあると知っている 玄関を叩かれても 体が動かない 電話が鳴っても 耳を塞ぐ メールが来ても 考えを背けたい …
ココロのうねりを気付かれるな? 感情をそのまま言葉にするな? 口にするなら人への心配りだけに? どうせなら笑顔だけに? そして?そして?・・・ それから?それから?・・・ どれもオトナの行動 出来ない者には❌のレッテル どうよ! 数え切れるもんなら…
やっぱり痛いものは痛い 無かったことに出来なくもないけど 笑ってしまってもいいんだけど やっぱり痛いものは痛い 自分を欺くささやかなウソは 胸の底にたしかに沈澱してる・・・ だからやっぱり痛いものは痛い 大人たちは相手(ひと)のことをちゃんと考えて…
配慮が足りないとか分別ないとか 世間の言いぐさは様々だな よくも悪くも 自由なんでしょ 率直なんでしょ 素直なんでしょ 時に頼りなく見えたり 時に愚かに映ったりするのも 人間味に欠けるより 好ましいんじゃ?と言いたくなるな 訳もなく誰より信じられる…
希望は育つ 希望そのものが宝で それが育つ喜びもまた宝で・・・ 希望は育つ 小さな花が咲き 小さな実を結んで・・・ 日々あたたかい光を受け 日々清らかな慈雨を浴び 少しずつ膨らんで・・・ おお 昨日は思いがけない強風に 振り落とされ 今日は害虫に食わ…
不条理な掟の喉を潤すために 血を搾られっぱなしでは終われまい 偏西風に乗って来た新たな思考が 静かに確かに目覚めさせた理想 数多の困難が自由を得るさきに 羊たちの安らぎも保障される 歴史が証明してくれる猶予など要らぬ ただそうなることそうあること…
とても似通った部分と まるで真反対の部分 そんな部品で出来上がっているよね二人 定点から眺めると 苦しくなるほど共振するのに 悲しくなるほど反発しそうな思考も 微かに蠢くなんて 青春の息吹にも似た 恋らしい恋に漂っていた魂は 一夜の夢のようにとろけ…