desi-kamo’s diary

単なる渾沌形独り言

    □名もなき作詞家より□

手のひら返しの世の中だ

やり直しが認められる情けの世界だ

その周囲のお祭り騒ぎなど全く他人事の

監獄に取り残されたままのこの魂をどうしてくれよう

 

 

行けないのか

行かないのか

行けないのが正解のような気もするが

行かないのが本当のところかもしれない

 

 

袂を分かったのか

背を向けたのか

袂を分かったというのが本心の気もするが

背を向けるのが筋と信じている節もある

 

 

このまま気持ちよく飛び続ければいい

二度と間違えず飛べるところまで行くがよい

 

 

今となっては安直な選択が生んだ花々は踏み潰してくれ

その種の一粒たりとも未来に残してくれるな

 

 

純然たる自分の手になる花だけを愛でつづけるがよい

他者の手になる花々はただの汚点で暗黒の時代の象徴だ

 

 

ともかくそのように仕向けたからは

そのように封印してしまえ

わたしを晒し続けるな

一途な日々を笑いものにするな