desi-kamo’s diary

単なる渾沌形独り言

   □ちょっといいかも□

配慮が足りないとか分別ないとか 世間の言いぐさは様々だな よくも悪くも 自由なんでしょ 率直なんでしょ 素直なんでしょ 時に頼りなく見えたり 時に愚かに映ったりするのも 人間味に欠けるより 好ましいんじゃ?と言いたくなるな 訳もなく誰より信じられる…

   □希望の実□ ~金曜日の憂鬱に

希望は育つ 希望そのものが宝で それが育つ喜びもまた宝で・・・ 希望は育つ 小さな花が咲き 小さな実を結んで・・・ 日々あたたかい光を受け 日々清らかな慈雨を浴び 少しずつ膨らんで・・・ おお 昨日は思いがけない強風に 振り落とされ 今日は害虫に食わ…

   □音楽維新□

不条理な掟の喉を潤すために 血を搾られっぱなしでは終われまい 偏西風に乗って来た新たな思考が 静かに確かに目覚めさせた理想 数多の困難が自由を得るさきに 羊たちの安らぎも保障される 歴史が証明してくれる猶予など要らぬ ただそうなることそうあること…

   □発芽□

とても似通った部分と まるで真反対の部分 そんな部品で出来上がっているよね二人 定点から眺めると 苦しくなるほど共振するのに 悲しくなるほど反発しそうな思考も 微かに蠢くなんて 青春の息吹にも似た 恋らしい恋に漂っていた魂は 一夜の夢のようにとろけ…

   □虚実去来□

信じなくてもいいだろう? 信じる時が来ればそれでいいじゃないか どん底で信じない者は味方ではないって? お前なんか未来の仲間じゃないとなぜ言い切れる 信じ込ませればいいだろう? 不純物の混じった水を浄化すべきは お互いじゃないか 許さないんだろう…

   □あの時のわたしへ□

説明出来ない 言葉を知らないんだもの この視界不良の感情 幸せかと問われたら 不幸せって訳じゃないと答えてしまいそう 好きかと問われたら たぶんそうなんじゃないかなと答えそう 深海の気圧ほどの力で潰されたのは 夢?感情? 癒し宥めることも叶わず こ…

   □稀有な・・・□

視界を遮るものがなんにもない そんな景色を見たか? 天地を分けるゆるい弧 天海を隔てるひとすじの線 この星の運命の冠たちは 世の移ろいの静かなる証人であった 南海の小島の闇に描かれた光景は どうだ? 地の底から溢れることを止めないもの 真っ赤に燃え…

   □命暦□

ほんのり頬を染めるような思い 愛を謳うよろこびなら絵にもなろう 求めるよりも与え 乞うよりも尽くす構えなら物語も映えよう 夢に生き やがて希望を叶えてゆく人は 自らの幸いに透かして 縁に添い 誰かに安らぎを分けてゆく人なら なんと尊いことかと倣いた…

   □幸せ以上幸せ未満□

それが幸せっていうものなのか・・・ 幸せの定義は人それぞれで 少しずつ変わっていったりもする ささやかな安らぎとか ふと転がり込んできた幸運とか 何の計算もなく得た喜びとか あるにはあるけどね そのメッセージのように 世界の何十億の人より恵まれて…

   □あの 町□

あの 意味とは? つまり この 存在意義ではないのか? 天は時を選ばぬというのに なぜそのような時になったのか? この 痣というよりもタトゥー で残し。 祓えぬ過去と 祝福を想像できぬ未来が 片隅のローソクのように 心もとなく揺れた。 この 歓喜に満ちた…

   □ピピッピピッピピッ□

キーに触れたい指なのに なぜか意固地になってしまいます 馬鹿みたいに真っ直線だったころが懐かしくって なぜか居心地悪く感じてしまいます ある日を境に さながら混沌の思考と行動が 円を真っ二つに切ったみたいに背を向けあって 本音が定まらないのです …

   □挑戦□

悩ましい どの子を抱き締めようか 将来の相棒に誰が一番良い相性か やっとやっと 本当にやっとのこと授かった五つの命 老齢になったわが相棒クンの子供たちは 凄まじい速度で成長している 父ちゃんと暮らしたい子誰かな? ウチの子になりたいのは誰かな? と…

   □雨、雨、そして雨□

素敵な雨のお話― その傘は 雨宿りの恋人たちを 元の主からの爽やかな博愛に包んで 恋の1ページのささやかな栞になったのでしょう 雨上がりの偶然― その歌うたいは 路上パフォーマーの声に誘われ 懐かしい曲を共に歌って 明日への一歩に確かな勇気を授けられ…

こんな時勢にエンブレムをもじるなんて

日本外国特派員協会が表紙に使用した日本オリンピックエンブレムをウィルスに模したマーク、COVID19とまで入っている。 この夏オリンピックが開催出来ない状況下にあって、あまりにも無神経だ。 デザイナーとこのデザイン使用の決定を下した編集者、上手いこ…

   □小さきもの~草取り中、雑草に学ぶ日々生き方の考察□

小さきものは勤勉なり 小さきことを繰り返し 小さきものを生み出す 小さきことを重ね上げ 小さきものを満足とする 小さきことを積み上げ 小さきものを成し遂げる 小さきものは幸いなり 大を成せずと悔やむことなく そこに生き そこで小さきものとして在り続…

   □自然の力□

夏の贈り物 私にくれたいちじくの木 秋と冬と春が流れた いちじくの木は 一番寒いころ剪定される 薄灰色の樹皮の表面 わずかに膨らむ一番下の新芽 八重桜が終わるころ元気に芽吹く 新芽の先の枝は スッパリ切り落とされる まあ! たくましき命の残骸! 嬉し…

   □呼吸□

寄り添えば寄り添うだけ 意図せず染まる 別々の色が陣地を競いながら 境目からどんどん新しい色に生まれ変わる 恋とは そんなふうに呼吸する

  □呼吸2□

失望の歴史ならば 迷わず終う天と 骸の上に 骸で覆い尽くす懲りない地 野火の後の 見事な再生を祝福する光と 踏み荒らし まるで砂漠化を楽しむ影ども 人とは そのように呼吸する

  □ノスタルジア□

いっそのこと 泣いて・・・しまいましょうか まだ 桜も散らぬというのに いっそのこと 諦めて・・・みましょうか まだ 月も満ちぬというのに 庭の隅っこの 古い古い小さなお墓には 思い出をぎっしり紡いでくれた 懐かしい子達が眠ってる ほら 柔らかな毛が手…

   □悪魔の証明(証明できない法則)□

眠れない夜に ぼんやりと星空を見上げていたら 風が揺れるのを感じた 斜め後ろに来た 軽やかな存在はいったい何か・・・ 星の鼓動が どんな形だか知ってる声は教える 神様の肋骨と背骨が 全宇宙のドームを支えてて 星や塵を浮かべてるんだと 地球も遥かな銀…

   □スティングの言葉を君に□

「死について考えを巡らせる中で 人はとても重要な哲学を学ぶ。 成功の絶頂にいる時には学べない。 華やかな成功 周囲の甘い言葉 何千人もの観客が 自分の曲を歌うことに 酔いしれてしまう。 哲学を学ぶのは 人生を振り返った時だ。 もう歌えなくなるまで 歌…

   □よろこび探すひと□

足跡も残らないし 命も残さないし 形もないし。 水でもないし 火でもないし 土でもないし。 風らしいというのに 音もたてないし 香りも生まないし。 悲しむでもないし 苦しむでもないし 怒るでもないし。 おまえは おまえは いったい何者!! 鏡の中で よく…

   □ココロの翼□

大事なものを手離すって どんな気分だと思う? 寂しさとやるせなさ どちらが勝るのか 血をすっかり入れ替えるって どんな感じだと思う? 絶望したのか歓喜したのか どちらが本当なのか 志願しても強制されても 行き着く先が同じというなら 夕焼けの色はいつ…

  □何ていうか□

それでも消えないのはさ その・・・何ていうか きっとさ もともと組み込まれてたんじゃないかな 未だに思うのはさ その・・・何ていうか きっとさ 当たり前に運命なんじゃないかな 想像の届かない所にあるのにさ その・・・何ていうか きっとさ 理屈を越えた…

   □苦しみは集まる□

胸に 積もる わたしに 積もる 苦しみが 集まる・・・ もう ひれ伏さぬだろう そして 崇拝に至らぬであろう それが 無意識の望みであったのか 小さなほんとを 集めさせたかったのだろう そして 繋ぎ合わせるよう仕組んだのだろう それが 正真正銘の自分であ…

   □哀歌□

吹きすさぶ冷たい風に 次々と 木の葉が散らされるから寂しい わたしの心は凍え ひび割れ バラバラとちぎれていく 君はその輝かしい人生を わたしの前で ビリビリと破り捨ててしまうから悲しい わたしの想い出はひどく渇き 野火のように パチパチと燃え広がっ…

   □羊、その遺産□

夢が夢か 今が現在(いま)か 混乱してしまいそう 夢が現在(いま)か 現在(いま)が夢か 戸惑ってしまいそう 悩みの その時その時 指針になっていたものが 狂った地場のコンパスだった・・・って? わたしに答えを示すコンパスは いつも間違わなかったと思…

   □神無月に□

地球の胎内に住んでおられるのは 何でも溶かし再生の釜に戻す火の神様ですか? ときどき空の神様に 花火でもお見せしようと赤い火柱を噴き上げるのでしょうか 深い大地の底に住んでおられるのは どんなことにも忍耐強い岩の神様ですか? ときどき窮屈で苦し…

   □ふんわりと□

君は友と楽しい時を過ごして下さい ばんえい競馬にも行ったそうですね わたしは誘われても可哀想だから行かない 歴史的由来を知っても嫌だから仕方ない 君は敵の本を読んで嘘を探して下さい 敵に塩 売上げに協力してあげればいいのです わたしは読みません …

   □ひそひそ話□

うっかり真っ逆さまに落っこちるのはいいけど 堕ちたらだめだよ ロマンチストは恋を追いかけるのもいいけど 追い越したらだめだよ 針が振りきれるほど突っ走るのもいいけど 時には歩かなきゃだめだよ ハラハラするような気持ちで見守る人たちがたくさんたく…